初めての土新です。
いろいろ分かり辛くてすみません。
でもなんでこんな話を書いたかと言う一人言をつぶやきます。
作中で新ちゃんの両親がすでに亡くなっていることは
それほど触れられる回数がないですが、彼にとってそれは決して
忘れることのできない大きな、そして辛い出来事だったと思うのです。
思い出をつくる間もなかったであろうお母さんはともかく、
大好きな父上を亡くしたその悲しみは、簡単になくなるわけがない。
その辛さ、喪失感はほんとうにふとしたはずみや命日、お盆といった節目のときに
出て来てしまうと思うのです。
新ちゃんも優しい子だからきっと、お妙さんが我慢してるのだと気付いた時から
外に出さないで抱え込んでいて、思い出さないようにしている、
悲しさを表に出さないようにしているのではないかと。
そうしないと、周りを心配させてしまうから。
でもそうやって、悲しみに蓋をしてもそれは消えることがない。
実際、私自身が体験してそう思いました。
泣かないと、悲しいんだ、って叫ばないと、それは決してなくならないんです。
そんな内に秘められた新ちゃんの悲しみを、土方さんと一緒に
少しずつ昇華していければいいな、と思って書きました。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございました”
6.Sep.2009
水無月 拝